トヨタ自動車は3月13日、国際オリンピック委員会(IOC)と最高位のスポンサーシップである「TOPパートナー」契約を締結し、豊田章男社長がトーマス・バッハIOC委員長とともに都内のホテルで記者会見した。
契約は2015年から10年間。新設された「モビリティ部門」唯一のスポンサーとして、オリンピックへのグローバルな支援活動などを行っていく。会見の席で豊田社長は、契約について「トヨタを育ててくれた社会への感謝の表れと思っていただきたい」と語った。
豊田社長は、学生時代にグランドホッケーの日本代表選手の経験もあるスポーツマン。自らの体験から「スポーツには人々を笑顔にする力がある」とし、今回のスポンサー活動を通じ「トヨタを育ててくれた社会と、私を育ててくれたスポーツに少しでも恩返しができればと思っている」と話した。