【ジュネーブモーターショー15】アウディ RS3 新型、初公開…プレミアムコンパクト最強の367ps

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新型アウディ RS3 スポーツバック(ジュネーブモーターショー15)
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ドイツの高級車メーカー、アウディは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『RS3スポーツバック』を初公開した。

同車は、新型『A3スポーツバック』の頂点に立つ高性能グレード。『RS4』『RS5』『RS6』などと同じく、アウディの子会社、クワトロ社が開発を担当。すでに、新型『A3』シリーズには、『S3』というスポーツグレードがある。『RS3』は、このS3の上に位置する。

新型RS3スポーツバックでは、先代で定評あるエンジンを、さらに強化。直噴2.5リットル直列5気筒ターボ「TFSI」エンジンをチューニング。先代比で最大出力はプラス27psの367ps、最大トルクはプラス1.5kgmの47.4kgmを獲得した。最大トルクは1625‐5550rpmの幅広い領域で引き出される特性を持つ。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「Sトロニック」。駆動方式は、4WDの「クワトロ」。新型RS3スポーツバックは、0-100km/h加速4.3秒と、先代比で0.3秒短縮。最高速は250km/h(リミッター作動)。オプションでリミッターが解除でき、この時の最高速は280km/hに到達する。

内外装は、RS流儀のモディファイ。専用グリル&バンパーや各種エアロパーツ、マットアルミ調のドアミラーなどが、高性能さを主張。室内は、ナッパレザーを使ったスポーツシートや、フラットボトムのステアリングホイールを採用。足回りは、ブレーキやサスペンションを強化した。アウディは、「プレミアムコンパクトクラスで、最もパワフル」とアピールしている。

《森脇稔》

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