米国の自動車最大手、GMは2月26日、インドネシア工場を、6月末をもって閉鎖すると発表した。
現在GMは、インドネシア・ジャカルタ近郊の西ジャワ州ブカシ市に工場を持つ。同工場では、シボレーブランドのミニバン、『スピン』を組み立てている。
GMは2005年、インドネシアの生産から撤退。その後、2013年に再び工場を設けた。今回のインドネシア生産からの撤退は、2005年に続いて、2度目となる。
今回の決断は、素材などの現地調達コストが高く、現地サプライヤーの規模が小さいために、調達コストを引き下げるのが困難なため。
なお、工場閉鎖の後も、GMはシボレーブランドのインドネシアでの販売とアフターサービスを、ディーラーネットワークを通じて、継続していく。