ドイツの高級車メーカー、アウディは3月2日夜(日本時間3月3日未明)、スイスで開催したジュネーブモーターショー15のプレビューイベントにおいて、新型『R8』を初公開した。
新型のデザインは、初代R8の正常進化といえるもの。その上で、よりフラット&ワイド、筋肉質なフォルムを強調する。フロントには、全車に片側37個のLEDヘッドライトが標準装備。オプションで、ハイビームに通常のLEDハイビームと比較して、2倍の照射距離を可能にする最新型レーザーヘッドライトが選択できる。
ミッドシップに搭載されるエンジンは、自然吸気の直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン「FSI」の進化版のみ。現行型に用意される4.2リットルV8は、新型には設定されない。駆動方式は4WDのクワトロの最新版。トランスミッションは、7速Sトロニック。
ドライサンプ方式の5.2リットルV10には、2種類のチューニングが存在。標準グレードの「R8 V10」では、最大出力540hp、最大トルク55.1kgmを発生する。0‐100km/h加速は3.5秒、最高速は323km/hの実力。
「R8 V10プラス」では、5.2リットルV10は、最大出力610hp、最大トルク57.1kgmへ引き上げられた。0‐100km/h加速は3.2秒、最高速は330km/hと、アウディの量産車として、史上最速のパフォーマンスを達成している。
初代R8の特徴でもあるアルミを使用したASF(アウディ・スペース・フレーム)構造は、2代目にも継承。新型では、アルミとCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)の複合素材を用い、さらなる軽量化を追求する。新型の最上級グレードの車両重量は1454kg。現行比で50kg軽い。ASFの単体重量は200kgと、異例の軽さを実現している。