車内でウオッカが気化、タバコの火が引火しクルマ全焼

自動車 社会 社会

19日午前2時25分ごろ、愛知県名古屋市守山区内の堤防道路に駐車中のワゴン車が炎上する事故が起きた。クルマは全焼。乗っていた男女2人が重軽傷を負った。車内で飲んでいたアルコール度数が高い酒にタバコの火が燃え広がったものとみられている。

愛知県警・守山署によると、現場は名古屋市守山区川西2丁目付近。ワゴン車は30歳代の男性が運転しており、事故当時は庄内川の堤防道路に駐車。助手席に同乗していた20歳代の女性は車内でウオッカを飲んでいたが、タバコに火をつけたところ、気化していたアルコールに引火。車内が激しく燃え上がった。

通報を受けて出動した地元消防が消火を行ったが、クルマは全焼。男女は上半身を中心にヤケドするなどの重軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

女性が車内で飲んでいたのは、アルコール度数が90度超となる「スピリタス」と呼ばれるもので、気化しやすいことも特徴だという。警察では2人の回復を待って車内で飲酒した経緯について事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース