【ホンダ社長交代】八郷次期社長「チャレンジングな商品を継続して出したい」

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ホンダ八郷隆弘新社長(左)と伊東孝紳社長(右)
  • ホンダ八郷隆弘新社長(左)と伊東孝紳社長(右)
  • ホンダ伊東孝紳社長(左)と八郷隆弘新社長(右、現・常務執行役員)

ホンダの次期社長に内定した八郷隆弘常務執行役員は、2月23日に東京の本社で伊東孝紳社長とともに記者会見し、「ホンダらしいチャレンジングな商品を継続して出していきたい」と、抱負を述べた。

八郷常務は現状のホンダが「F1やホンダジェットなどで花を咲かす時期にきており、まずこれらをしっかりやりたい」と語った。また、伊東社長が推進してきた世界6極での自立についても「その体制を確立していきたい」と、話した。

一方、八郷氏は歴代社長の登竜門でもあった開発部門子会社の本田技術研究所の社長は経験しておらず、同社では常務執行役員までだった。ただその分、国内の工場や購買部門、さらに海外オペレーションに従事しており、八郷氏自身も「幅広い経験が私の強みだと思っているので、ホンダの経営に生かしていきたい」と語った。

《池原照雄》

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