【F1】ホンダ、トラブル発生もライバルとの差を縮める…バルセロナテスト1日目

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ジェンソン・バトン(マクラーレン)
  • ジェンソン・バトン(マクラーレン)
  • ルイス・ハミルトン(メルセデス)
  • スージー・ヴォルフ(ウイリアムズ)
  • フォース・インディアは旧型マシンでテスト
  • マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
  • パストール・マルドナード(ロータス)
  • ダニエル・リチャルド(レッドブル)
  • 合同テストではシーズに備えてタイヤ交換の練習も

スペイン・バルセロナにあるカタロニア・サーキットで19日、今季2回目となるF1のプレシーズン合同テストが開幕した。

今回はフォース・インディアも加わった計9チームが参加。ここで新型マシン登場も噂されていたが、結局昨年の『VJM07』が持ち込まれた。

注目のマクラーレン・ホンダはジェンソン・バトンが初日をドライブ。午前中から21周を走破し、ベストタイムも1分28秒182。午前の時点ではライバルに対し0.8秒差と前回から比べると格段の進歩をみせた。しかし、午後になってパワーユニット内の運動エネルギーを回生するMGU-Kにトラブルが発生。この日は早々にテストを切り上げた。最終的な結果ではトップから3秒遅れとなってしまったが、開幕に向けて着実に準備は進んでいるようだ。

トップタイムはパストール・マルドナード(ロータス)で1分25秒011を記録。2番手にキミ・ライコネン(Ferrari)が0.1秒差で入り、3番手にはダニエル・リチャルド(レッドブル)が続いた。

王者メルセデスはルイス・ハミルトンが初日を担当したものの体調不良により午前でマシンを降りることに。代役としてテストドライバーのパスカル・ウェーレインが乗り込んで48周を走行。この日ウェーレインは同じメルセデスのパワーユニットを使うフォース・インディアのマシンをドライブしており、1日で2チームのマシンをテスト走行することになった。

2015 F1バルセロナテスト 1日目結果
1.パストール・マルドナード(ロータス)1分25秒011(69周)
2.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分25秒167(74周)
3.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分25秒547(59周)
4.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分26秒547(34周)
5.フェリペ・ナスル(ザウバー)1分27秒307(79周)
6.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分27秒900(94周)
7.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分28秒182(21周)
8.パスカル・ウェーレイン(フォース・インディア)1分28秒329(32周)
9.パスカル・ウェーレイン(メルセデス)1分28秒489(48周)
10.スージー・ヴォルフ(ウイリアムズ)1分28秒906(86周)
11.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分30秒429(11周)

《吉田 知弘》

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