【キャンピングカーショー15】車載専用リチウム蓄電システム「クロス」を出展…キャンパー鹿児島

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幕張メッセで開催されているキャンピングカーショー15では、キャンピングカー以外の出展も目立つ。キャンパー鹿児島が出展したのは、車載専用リチウム蓄電システム「クロス」だ。

キャンピングカーでは、就寝時のエアコンに代表されるように、普通車に比べて非常に多くの電力を消費する。キャンピングカーでは、小型のサブバッテリーを搭載することが一般的であるが、エアコンや電子レンジ、IHクッキングヒーターなど電力消費量の多い家電製品には向かなかった。また、近年の主流である『ハイエース』ベースのバンコン(バン・コンバージョン車)や、軽自動車ベースの「軽キャンパー」では、居住空間確保のため、車内に巨大なサブバッテリーを搭載することは難しかった。

今回出展されたクロスは充放電制御機能、バッテリーバランサー、バッテリー温度監視機能などを内蔵したオールインワンシステム。容量は5100Whを誇り、19インチの液晶テレビ(43W)、LED電球(6W)×5、エアコン(600W)を同時稼働した場合、およそ11.5時間の連続使用が可能となる。1回の充電時間は約20時間で走行充電も可能。サイズは、600×600×350(mm:W×H×D)。重量は73kg。

大容量の蓄電システムが搭載されることで、就寝時などでのエンジンオフが可能になり、環境性の向上や燃料費削減につながる。そのコンパクトさと性能から、官公庁なども注目しているという。

キャンパー鹿児島を展開するK・アクセスの川崎康一郎社長は「今後、よりコンパクトなものも考えている」と語る。

「現在のクロスは、単体で145万円の販売価格となっています。この価格自体、小規模な企業だからこそ実現できたものですが、今後は2000Wh程度のものも用意したいと思っています。そうすることで、よりコンパクトかつ安価なものとなるでしょう。船舶における利用など、新たな使い道も見えてくると思います」(川崎氏)

「これからのキャンピングカーにとって車載用リチウム蓄電システムは必要不可欠だと思っています。キャンピングカーは、もちろんキャンプや旅に使うことがメインですが、これからはビジネス(移動事務室車)や防災カーとしての需要も考えられます。非常時における避難が自家用車で可能になるということは画期的です」と続けた。
《瓜生洋明》

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