コスモ石油、SSバックアッププログラムを策定…「コスモビークルショップ」を全国展開

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コスモ石油は、SS(サービスステーション)バックアッププログラム「コスモビークルビジョン"ココロも満タンに"宣言2015」を策定した。

同社では、カーライフマーケットをターゲットに、顧客に最適なカーライフを提供することで、コスモステーションの大幅な収益改善を実現する「カーライフ価値提供業」への変革を目指し、「コスモビークルビジョン」を打ち出し、取り組んでいる。今回、2014年度に取り組んできた実績や、顧客からの評価をもとに、「カーライフ価値提供業」への変革をバックアップするプログラムとして「コスモビークルビジョン"ココロも満タンに"宣言2015」を策定した。

2015年度は「カーライフ価値提供業」への変革を加速させるため、これまでの実現施策の拡充と高度化を図る。

具体的には、イオングループを中心とした異業種提携による送客の実施、コスモ・ザ・カードや法人向けコーポレートカード発券による顧客の固定化など、従来実施している施策を強化するのに加え、イオングループとの新たな連携、WAON取り扱い店舗の拡大、ブロックマーケティングの実施など、新たな販売促進企画を展開する。

また、顧客のニーズに合わせてコスモ・ザ・カード会員向け、インタ-ネット・マーケティングシステム「コスモビークルライフ」のコンテンツ拡充や、スマートフォン用アプリを開発する。成功事例をもとにしたクーポン発行や、顧客管理システム(CMS)との連携によりデータベースマーケティングを強化することで、SSの収益改善を支援する。

さらに「コスモスマートビークル」の取り組みを加速させるため、クルマ選びの相談窓口「スマートビークルショップ」を全国展開し、コスモステーションでの車両販売業態化を推進する。

顧客のカーライフサポートを充実するため、「カーライフコンシェルジュ認定制度」を構築し、研修をはじめとした各種教育プログラムも強化する。顧客ニーズに合わせた商品の改良や、商談をサポートするWEBシステムを開発していく。

このほか、コスモビークルビジョンの各種施策を高いレベルで実現するため、「人材」の育成が最も重要と考え、研修などを通してカーライフソリューションを実現する人材育成を強化してブランド価値の向上を図る。

《レスポンス編集部》

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