8日に幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル2015“冬”」の会場内で行われたグッドスマイルレーシング&TeamUKYO SUPER GT 2連覇決起集会。そのステージに今年全日本選手権スーパーフォーミュラへの参戦が決まっている小林可夢偉が登場した。
チームの母体であるグッドスマイルカンパニーは可夢偉がF1に参戦している頃からスポンサードしており、毎年この場で行われる決起集会ではF1のプレシーズンテスト参加のため渡欧しているタイミング、ビデオメッセージという形で登場。このステージに来るのは実は初めてだった。
可夢偉の名前が呼ばれると、会場に詰めかけたファンからも驚きの声が上がった。拍手で出迎えられた可夢偉は、「今年もグッドスマイルカンパニーさんにスポンサードいただきレースに参戦します。特に今年は12年ぶりに国内のシリーズに参戦します。SUPER GTも面白いですが、是非スーパーフォーミュラも皆さんで応援に来てください」と挨拶した。
チーム首脳陣とドライバー2人とともにステージ上から参戦マシンのアンベイルを観た可夢偉は「デザインも年々変わって、いつもお披露目の瞬間は楽しませてもらってます。今年は何と言ってもクルマ自体が変わったというのが大きなポイントで、ちょっとあっさりした感じはありますけど、最終版のカラーリングが楽しみです」と、初音ミクSLSの印象について語った。
また安藝代表は今回のカラーリングについて「今日用意したのは暫定版の仕様で、我々がシーズン中に使用するマシンはこれから届くことになっています。マシンデザインについても、さらにブラッシュアップしていく予定」と補足した。
最後に今シーズンついて「自分の中が色々と大きな変化がある1年になると思いますが、結果を残すのみです。しっかりとチャンピオン目指して頑張ります。応援よろしくお願いします」と抱負を語った。
グッドスマイルレーシング&TeamUKYOの活躍もそうだが、今年はスーパーフォーミュラで新たな挑戦をスタートさせる可夢偉の活躍からも目が離せない。