GST導入で税率2倍の可能性、自動車業界が懸念 在庫分の旧税払い戻しが焦点…マレーシア

自動車メーカーは、4月に物品・サービス税(GST)が導入されることにより、税率が2倍になる可能性があるとして懸念している。政府に対してメカニズムを明確にするよう求めている。

エマージング・マーケット 東南アジア

自動車メーカーは、4月に物品・サービス税(GST)が導入されることにより、税率が2倍になる可能性があるとして懸念している。政府に対してメカニズムを明確にするよう求めている。

マレーシア自動車協会(MAA)のアイシャ・アハマド会長は、現行の売上税およびサービス税(SST)の税率が10%となっており、GST導入後は関税局が2%しかSSTの払い戻しを行わないと発表していると言明。そのことから在庫を持つ販売会社やディーラーは残りの8%を負担しなければならず、その上6%のGSTも課されるため、14%を支払う支払うことになると指摘していた。

そのことから、自動車メーカーは追加コストを吸収することはないと見られることから、自動車価格の引き上げにつながると予想されている。

広瀬やよい

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