マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、会員企業による2014年12月の自動車販売台数は6万4,660台となり、前月比で16.9%、前年同期比で6.9%の増加となった。生産台数は5万1,066台となり、3.6%マイナスとなった。
12月の販売は乗用車は5万5,523台で前年同月比5.8%、商用車は9,137台で同14.2%のそれぞれ増加となった。一方、生産台数は乗用車が4万6,438台で3.3%、商用車は4,628台で6.7%のそれぞれマイナスとなった。
MAAは12月の販売台数が増加したことについて、年度末を迎えた多くの自動車メーカーが年末のクリスマス、年初の中国正月に向けて活発な販売キャンペーンを繰り広げたことなどが要因になったと指摘。1月の見通しについては、消費が一段落したことから12月の水準を下回ると予想、2月については中国正月キャンペーンで改善すると予想した。