日本航空(JAL)は、「SKY SUITE(スカイスイート)」仕様のボーイング『787-9』を新たに導入し、7月から成田~ジャカルタ線に投入すると発表した。今回を機に順次路線を拡大していく。
787-9は、『787-8』の胴長タイプ。座席数はスカイスイート787-8より34席多い195席となる。内訳はビジネスクラスが44席、プレミアムエコノミーが35席、エコノミークラスが116席。
スカイスイート787-9は、昨年12月に成田~フランクフルト線に導入した「スカイスイート787」と同様に、ビジネスクラスはフルフラットシート「スカイスイート」、プレミアムエコノミーはゆとりの居住空間を確保した「SKY PREMIUM(スカイプレミアム)」を採用する。
またエコノミークラスは横9席配列が一般的だが、JALでは座席ピッチ(前後間隔)を約5cm拡大、座席幅も横9席に比べて約5cm広い横8席配列とした「SKY WIDER II」を引き続き採用し、「国際線 新・間隔エコノミー」の投入路線を拡大する。
一方、『777-300ER』 でサービスを導入している国際線機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」を787-9でも提供する。機内で、無線LAN対応端末でのホームページ閲覧やメールの送受信、SNSなどを利用できる環境を提供する。