【デトロイトモーターショー15】メルセデス GLE クーペに「450 AMG」…新たな顧客呼び込む「AMGスポーツ」第一弾

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メルセデスベンツ GLE 450 AMGクーペ 4マチック(デトロイトモーターショー15)
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ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、新型車の『GLE 450 AMGクーペ 4マチック』をワールドプレミアした。

GLE 450 AMGクーペ4マチックは、メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデス-AMGが新たに設定する「AMGスポーツ」シリーズの第一弾モデル。AMGスポーツは、「63」、「45」などのAMG車と、メルセデスベンツ車に広く用意される「AMGスポーツパッケージ」の間を埋める新シリーズとして誕生。

GLE 450 AMGクーペ 4マチックは、SUVの『Mクラス』から派生した新型クーペ、『GLE クーペ』がベース。エンジンは、「63」や「45」などのAMG車ほど強化されていないが、高性能。内外装は、スポーティな仕上げが特徴。

外観は、前後バンパーやリアスポイラー、21インチのアルミホイールなどが、「AMGスポーツ」の専用デザイン。タイヤはフロント275/45R21、リア315/40R21。オプションで22インチの285/40R22、325/35R22サイズも選択できる。内装は、スポーツシートやナッパレザーのステアリングホイールがAMGスポーツ仕様。アルミトリムや、アルミペダルも採用された。

GLE 450 AMGクーペ 4マチックでは、GLE クーペのガソリンエンジン車、「GLE 400 4マチック」グレードのエンジンをチューニング。直噴3.0リットルV型6気筒ツインターボは、最大出力が333hpから367hpへ、34hpパワフルに。最大トルクも48.9kgmから53kgmへ、4.1kgm強化された。最大トルクは、1400rpmの低回転域から引き出される。

トランスミッションは、9速ATの「9G‐トロニック」。駆動方式は4WDの「4マチック」で、前後駆動力配分は40対60を基本とした専用仕様。「ダイナミック・セレクト」は、トランスミッションのモードがダイヤル操作により5種類に切り替えられ、サスペンションやステアリングなどの特性も変化する。

デトロイトモーターショー15のプレスカンファレンスでは、赤いボディカラーのGLE 450 AMGクーペ 4マチックを披露。ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門の営業&マーケティング担当、オーラ・ケレニウス取締役は、「メルセデスベンツにとって、GLEクーペは優れた機能性を備えた魅力的な車であり、ブランドに新たな顧客を呼び込むだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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