幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2015 with NAPAC」に出展しているホンダ。同社のカスタマイズメーカーとして知られる無限、モデューロの車両を中心に展示し、2014年の国内レースで活躍した「KEIHIN NSX CONCEPT-GT」(SUPER GT)や「TEAM無限SF14」も展示されている。
そのブース内に、シンプルにデザインされた部屋のようになっている一角があり、中にはディスプレイとしてマクラーレン・ホンダ『MP4/4』が収められている。ここは今年から再度挑戦するF1に向けてのPRコーナーとなっており、床にはサーキットのスターティンググリッドが描かれており「世界最高峰への挑戦」という文字が刻まれている他、壁にもF1への挑戦がいよいよ始まるということを意味するメッセージなどが記されている。
ちょうどグリッドの目の前には大型モニターが設置され、プロジェクトリーダーを務める新井康久氏のインタビュー映像が放映されている。
いよいよ開幕まで2か月に迫ったF1。国内外のレースや市販車製造で技術とノウハウを培ってきたホンダが、また新しい挑戦への一歩を踏み出す。