産業能率大学は、「社長が選ぶ今年注目の会社2015」でトヨタ自動車が2連続4回目のトップとなったと発表した。
従業員数が10人以上の企業経営者を対象に、2015年に注目している会社を自由記述で1社回答してもらい、その結果を「社長が選ぶ今年注目の会社2015」としてまとめた。
調査は、11月13日から11月19日までの7日間、インターネット調査会社を通じて559人の経営者を対象に実施した。
企業経営者が今年最も注目している会社はトヨタ自動車で65票だった。その理由として、好調な業績に加え、世界に先駆けて販売開始した燃料電池車などの新製品に期待する声が多かった。
2位が前年と同じソフトバンクで58票、3位は前年7位だったソニーが32票で大幅ランクアップした。
今回初めてトップ10入りしたのは、4位の富山化学工業を傘下におく富士フイルムホールディングス、5位のサントリーホールディングス、7位の昨年上場したリクルートホールディングス、10位の国産ジェット開発を進める三菱重工業の4社。
自動車メーカーではトヨタのほか、10位にホンダが三菱重と同率でランクインした。