メルセデスベンツは2015年1月6日、米国ラスベガスで開幕した「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)15」において、コンセプトカーの『F 015ラグジュアリー』を初公開した。
F 015ラグジュアリーは、メルセデスベンツが現在、実用化を目指して開発中の自動運転車(ロボットカー)の最新コンセプトカー。斬新なデザインで、未来の高級セダンの姿を提示する。
外観は、フロントノーズからリアエンドにかけて、緩やかな弧を描く大胆なラインが特徴。室内空間を最大限に稼ぐためのデザインを採用している。
室内は、ラウンジがテーマ。4つの座席は対面させることが可能。後部ドアは逆ヒンジ方式。前後とも、ドアは90度まで開き、優れた乗降性を実現した。ダッシュボードやリア&サイドパネルには、合計6個のモニターを組み込む。
ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「2年前、『Sクラス』の自動運転車、『S500インテリジェントドライブ』を披露した。F 015ラグジュアリーは、自動運転車の実用化へ前進するもの」と述べている。