空気注入中のタイヤが破裂、吹っ飛ばされた男性が死亡

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22日午後4時50分ごろ、滋賀県甲賀市内にあるガソリンスタンドで、大型トラックのタイヤが破裂。このタイヤに空気注入を行っていた49歳の男性従業員が空気圧で吹き飛ばされる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡している。

滋賀県警・甲賀署によると、現場は甲賀市水口町北脇にあるガソリンスタンド。49歳の男性従業員は左側の後輪タイヤにエアコンプレッサーを用いて空気を注入していたところ、タイヤが破裂。男性はこの際に噴出した空気によって吹き飛ばされた。

爆発音に気づいた他の従業員が、意識を失って倒れている男性を発見して消防に通報。男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打に伴う大動脈解離が原因でまもなく死亡した。

空気注入が行われていたタイヤは側面部が裂けていた。男性に目立つ外傷は無く、警察では破裂の際に生じた空気が衝撃波を伴い、男性の内臓を傷つけたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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