カタール航空は12月24日、エアバスから「A350XWB」初号機と「A380」4号機を受領したと発表した。
カタール航空は「A350」80機、「A380」13機を発注済み。「A350」については、ローンチカスタマーとして、世界で最も早く引き渡しを受けた。同航空は22日の2機受領を経て、エアバスの全ファミリー(A320、A330、A340、A350、A380)を運航する世界初の航空会社となる。
「A350XWB」の特長は、燃費の向上(機体の軽量化、ロールス・ロイスの新型エンジン「トレントXWB」の採用など)、客室の快適性(広い座席仕様、空気環境の向上など)の実現にある。カタール航空は来年1月、「A350XWB」初号機をドーハ=フランクフルト路線に投入する。