タクシーにはねられ、対向車にもはねられた男性死亡

自動車 社会 社会

20日午前4時20分ごろ、宮崎県宮崎市内の市道で、徒歩で道路を横断していた48歳の男性に対し、交差進行してきたタクシーが衝突する事故が起きた。男性は対向車にもはねられて死亡。警察は双方の運転者から事情を聞いている。

宮崎県警・宮崎北署によると、現場は宮崎市青葉町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。48歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきたタクシーと衝突。対向車線側へ弾き飛ばされ、その直後に対向車線を順走してきた乗用車にもはねられた。

男性は複数回の衝突で全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約2時間後に死亡した。警察では双方の運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場では雨が降っていて見通しが普段よりも悪かった。警察では横断者とタクシーの双方に安全確認の怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース