インド民間航空管理局、スパイスジェットの過剰な前売りに警告

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スパイスジェット737 MAX 8
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スパイスジェットが30日以上先の航空券販売を行わないよう指導された3日後になって、この格安航空会社が2015年10月までの航空券を既に販売していたことが判明した。

DGCAによればこの指導を無視して乗客に長期の予約を続けさせることは、結果的に同社のライセンスを保留することにもなりかねないとしている。

このことばかりでなく、スパイスジェットの危機的状況は拡大するばかりである。
同社はインド空港管理局(AAI)にも現在20億ルピーの負債の返済期限を延長するよう申し入れたという。

DGCAに対する160億ルピーあまりの負債に関しては、その出資者を募り来週の月曜日までに返済しなければならないが、それができない場合はスパイスジェットに残された道はほぼないとエコノミックタイムスは伝えている。

編集部

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