19日午後7時20分ごろ、北海道札幌市北区内の札樽自動車道下り線で、走行中のトラックから簡易用トイレ1基が落下。これを避けようとした後続車が巻き込まれ、車両7台が関係する多重衝突に発展した。事故に関係した車両が損壊したが、人的な被害はなかった。
北海道警・高速隊によると、現場は札幌市北区北33条西7丁目付近で片側2車線の直線区間。トラックの荷台ににはイベント会場などで使用される簡易トイレ(高さ約3m、幅約1m)3基が積載されていたが、このうち1基が後方へ落下した。
簡易トイレは路上へ落ちた衝撃で損壊し、これを避けようとした後続車同士が追突したり、破片を踏むなどして、車両7台が関係する多重衝突に発展した。人的な被害は無かった。
警察では荷台への固定方法に問題があったものとみて、運転者から道路交通法違反(転落等防止措置義務違反)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。