ベルギーのブリュッセル空港は12月19日、滑走路の安全と効率的な運用を維持するため、来年から全面改修工事を実施すると発表した。
滑走路の大規模な改修工事は1985年以来。工事の第一段階(来年5月)は1本の滑走路(25L/07R)の改修。残り2本の滑走路についても数年以内に実施する。
改修工事の内容は、アスファルト表面(12cm)の張り替え、安全溝の再切削、路肩の舗装打換、排水路の改修、滑走路灯のLED化。
より詳しい情報について、ブリュッセル空港は、さまざまなメディアを活用し、地域住民への情報提供を徹底する方針。また、改修工事の実施による、騒音の発生や輸送力の低下は最小限にとどめるとしている。