無理な踏切進入で立ち往生、通過列車と衝突

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12日午後7時35分ごろ、神奈川県松田町内にある小田急小田原線の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の急行列車が衝突する事故が起きた。クルマは中破し、運転していた48歳の女性が軽傷を負っている。

神奈川県警・松田署によると、現場は松田町神山付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。48歳女性が運転する乗用車は警報機が作動した後に踏切内へ進入。前方の遮断機が下りたことで踏切内に立ち往生したところ、通過中の上り急行列車(小田原発/新宿行き、10両編成)が衝突した。

クルマは軌道外に押し出されて中破。運転していた女性は近くの病院へ収容されたが、打撲などの軽傷。列車の乗客乗員約300人にケガはなかった。

警察では無理な進入が事故につながったものとみて、女性から過失往来危険容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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