JAF、後席シートベルトの実情がわかるインフォグラフィックをホームページで公開

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インフォグラフィック・後席シートベルト“3人に1人
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JAF(日本自動車連盟)は、後席シートベルトの実情がわかるインフォグラフィック「後席シートベルト“3人に1人"の低い着用率」をJAFホームページ内で公開した。

JAFと警察庁が合同で実施した「シートベルト着用状況全国調査2014」によると、一般道路でのシートベルト着用率は、運転席が98.2%だったのに対し、後席では35.1%と“約3人に1人の低い着用率”だった。義務化直後は後部座席のシートベルト着用率が大幅に高まったものの、それ以降はほぼ横ばい傾向で3割台から大きな変化が見られない。

高速道路での着用状況は、運転席が99.5%、助手席が98.1%とそれぞれ90%を超える高い着用率だったが、後席は70.3%の着用率で前の座席に比べて低い。2002年から実施している合同調査開始以来、初めて70%を超えたものの、約3人に1人が未着用という状況となっている。

後席のシートベルト非着用による致死率は、着用時の4.5倍にものぼるという。JAFでは、交通事故の多発が心配される年末年始を前に、後席シートベルトの実情を視覚的に表現し、直観的に分かりやすく図式化したインフォグラフィックを作成。全席でのシートベルト着用の必要性を訴えていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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