GSユアサは、自家用乗用車用高性能バッテリー「ECO.R LONG LIFE」(EL)シリーズに2機種4タイプを12月8日より追加発売した。
近年車両における低燃費化技術が急速に進み、ハイブリッド車やアイドリングストップ車(IS車)など、次世代のエコカーが次々と市場へ投入されている。なかでもIS車は急速に普及が拡大しており、バッテリーにおいても新たなニーズが生まれている。
このような状況下、同社は2013年7月に国内で初めてIS車と通常車の両方に搭載が可能なELシリーズを発売。今回、そのELシリーズに「50B19R/K-42R」「50B19L/K-42」と「120D31R/T-110R」「120D31L/T-110」の2種類4タイプを追加し、『ハスラー』『ワゴンR』『セレナ(S-ハイブリッド) 』『CX-5』『アクセラ』『アテンザ』などに対応。国内のすべての自家用乗用車のIS車と通常車の両方に対応できるよう、ELシリーズのフルラインナップ化を図る。
ELシリーズでは、バッテリーの心臓部である極板にウルトラロングライフ構造(ULL構造)を採用。厳しい使用環境下での活物質の劣化・脱落を防止することで耐久性を向上し、標準品比較200から300%の長寿命化を実現する。またカーボン量の最適化と電解液へのリチウム配合により、充電受入性と回生受入性が大きく向上。構造との相乗効果により、IS車への搭載も可能にしている。
価格はいずれもオープン。