2015年に創立150周年を迎える独BASF社は、12月4日、150周年記念プログラムの計画を発表した。
BASFの歴史は1865年に染料から始まり、肥料を作るためのアンモニア、プラスチックの製造へと続き、現在では化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品から石油・ガスと多岐にわたっている。
150周年記念イベントは、2015年4月23日にドイツ本社・ルートヴィッヒスハーフェンで開催。当日は、世界中の社員が1200を超えるBASFの代表的なサウンドを録音して収録した150周年記念の楽曲「150周年サウンド」が発表されるほか、150年の歴史を振り返るイベントが開催される予定だ。
また、BASFはさまざまなパートナーとともに150周年記念のテーマである「都市生活」「スマートエネルギー」「食品」に注力した、グローバル規模での共創プログラム「クリエータースペース」を準備。同社では、2014年9月から「クリエータースペース・オンライン」のウェブサイトを開設し、2000人を上回る参加者によって、「都市生活」「スマートエネルギー」「食品」に関するアイデアがリアルタイムで交換されている。
クリエータースペース・オンラインで提案されたアイデアやソリューションは、世界6都市で開催される 「クリエータースペース・ツアー」など、150周年記念の取り組みでも紹介される予定だ。