メルセデス・ベンツ日本は、再生部品であるリマン(リマニュファクチュアド)部品を値下げした。同社がリフレッシュした『190E』にもこれらパーツが交換部品として活用されている。
「今回おこなった190Eのリフレッシュや、リマン部品の活用などは、いまに始まったことではなく、これまでも行ってきたこと」とは、同社商品企画・マーケティング部マネージャーの嶋田智美さんの弁。
「リマン部品は、世界中から対象となるパーツを一度ドイツの工場に集めて、そこで再生をしている」と嶋田さん。
特に同社は車齢20年から30年経過車両についてのリマン部品を強調しており、「ユーザーに近くの正規ディーラーで相談してもらえればどこでも対応は可能だ」と述べる。
このリマン部品について嶋田さんは、「ウォーターポンプや、トルコン、スターター、オルタネーターをはじめ多岐に渡る。純正部品の価格より値段は抑えられるのでレストアしたり、長く乗り続ける方にはお得だろう。メーカーが工場に戻して検品して出庫しているので安心して使え、その値段は新品の3割ほどの安さ。さらに、11月から日本ではそれまでの定価から20%ディスカウントしたのでより購入しやすくなっている」と話す。
なお、今回リフレッシュした190Eはリマン部品を含めて合計約300点の部品を交換。そのうち260点が日本に部品が在庫されており、残りは本社から取り寄せたという。