愛知県警は25日、愛知県田原市内の自宅に指定薬物を含む危険ドラッグを隠し持っていたとして、29歳の男を薬事法違反(指定薬物所持)容疑で逮捕した。7月にドラッグ吸引による事故を起こして逮捕・起訴されていたが、保釈中に購入・使用したとみられる。
愛知県警・田原署によると、逮捕された男は2014年9月14日に田原市内の自宅で指定薬物を含む危険ドラッグを吸引。酩酊状態となって暴れた疑いがもたれている。
男は7月16日の午後10時ごろに豊橋市中郷町付近の市道で乗用車を運転した際、街路灯柱に衝突する事故を起こしたが、この際に危険ドラッグ使用が発覚して道路交通法違反の現行犯で逮捕された。
9月11日にも静岡県浜松市西区内でクルマの中に危険ドラッグを隠していることが警官の職務質問によって発覚し、薬事法違反容疑で逮捕されていた。直後に保釈されたが、自宅に戻った後に隠し持っていたドラッグを吸引したとみられる。押収したドラッグを分析したところ、指定薬物を含んでいることが発覚した。
聴取に対して男は「リラックスするために吸った」、「浜松市内で購入した」などと供述しているようだ。警察では引き続き入手ルートの特定を進めている。