VW グループ、856億ユーロの大型投資…新型車や環境技術を開発へ

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フォルクスワーゲン XL1(参考画像)
  • フォルクスワーゲン XL1(参考画像)
  • フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長(資料画像)

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは11月21日、856億ユーロ(約12兆5685億円)の大型投資を行うと発表した。

今回の投資は、2015‐2019年の5年間にかけて実行されるもの。856億ユーロは、新型車や新たな環境技術の開発、新工場の建設などに充当される。

中でも、全体の投資の半分以上のおよそ56%を、ドイツ国内の工場に投資する計画。現在、同グループはドイツ国内に28の工場を構える。今回の投資により、今後もドイツ国内生産と雇用を維持することを明示した。

また、同社にとって最大市場の中国の合弁会社に対しては、2019年までの5年間に、220億ユーロ(約3兆2300億円)を投資する。

フォルクスワーゲングループ取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長は、「環境技術と収益性の両面で、世界をリードする自動車メーカーになるために、未来に向けた投資を続けていく」と述べている。

《森脇稔》

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