2015年よりF1に参戦するマクラーレン・ホンダは、アブダビ現地時間の25日、ヤス・マリーナ・サーキットでおこなわれたFIAの公式テストに初めて参加、来期に向け本格的な活動を開始した。
今回のテストでは、ホンダエンジンを搭載した開発用マシン「MP4-29H/1X1」が走行、現在開発を進めているパワーユニットのシステムチェックを行なった。電気系に課題が発生し走行ラップ数は少なかったものの、エンジン始動、走行を無事に終えた。
テストドライバーを務めるマクラーレンレーシングのストフェル・ヴァンドーン氏は、「憧れのホンダのロゴが入ったドライバースーツを着て、走行できたことをうれしく思う。今回は、マクラーレンとホンダによるチーム力を高めるためのテストでもあった。走行した感触を伝えるのは難しいが、エンジン音は最高だった」と語っている。