往年の「バンド・エイド」復活…エボラ救済チャリティに有名アーティストが集結

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チャリティーを展開
1984年、エチオピアの飢餓救済に向け、イギリスとアイルランドの有名ミューシーシャンが結集し、これまで3回のチャリティー活動を展開してきたスペシャルグループ「バンド・エイド」がまた戻ってくる。

顔ぶれ新たに結成される「バンド・エイド30」は、前回と同じ「Do They Know It's Christmas? (ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?)」の歌詞を手直しし、エボラ出血熱に苦しむアフリカの人々を支援するチャリティー活動を展開する。

初期活動はエチオピアの飢餓救済
バンド・エイド30は、1984年のバンド・エイドの発起人となったアイルランド出身のロック歌手で慈善活動家のボブ・ゲルドフ氏、ミッジ・ユーロが記者会見を開いて発表した。英アイドルグループ「ワン・ダイレクション」も参加した。

他の参加者はジェシー・ウェア、フューズODG、エミリー・サンデー、サム・スミス、シニード・オコナー、エリー・ゴールディング、エルボー、クイーンのロジャー・テイラーらが顔を揃えている。

1984年のバージョンは600万枚以上が売れ、800万ポンド(当時約24億円)がエチオピアの飢餓救済活動へ寄付された。この活動が各国のアーティストのチャリティー魂に火を付けた。

1年後の1985年には、アメリカでもマイケル・ジャクソンをはじめとした著名なアーティストが「USAフォー・アフリカ」を結成し「We Are The World(ウィー・アー・ザ・ワールド)」を発表。日本でも同年、森進一を中心にした「じゃがいもの会」が、アジア・アフリカの難民や恵まれない子どもたちを支援した。

「Do They Know It's Christmas?」のリリースは、1984年以降もバンド・エイド(1989年)、バンド・エイド20(2004年)で行われており、今回が4度目となる。

(画像はボブ・ゲルドフ氏、Wikimedia Commonsより)

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《アフリカビジネスニュース》

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