ヤマト運輸、「道の駅」利用した市民サービスで連携…特産品の集荷や販売で

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左から周南ツーリズム協議会藤井代表理事、 周南市の木村市長、ヤマト運輸の中山主管支店長
  • 左から周南ツーリズム協議会藤井代表理事、 周南市の木村市長、ヤマト運輸の中山主管支店長
  • 地域活性化包括連携協定の取り組み概念図

ヤマト運輸は、周南市、周南ツーリズム協議会と、福祉型道の駅「ソレーネ周南」を基点に、地域の活性化、市民サービスの向上を図ることを目的とした包括連携協定を締結した。

ソレーネ周南では、少量のために市場に出すことができなかった地産の農産品や加工品を、1袋から自分で値段を決めて出品・販売できる場を提供している。今回、交通手段がない中山間地域の農家、生産に集中したい食品加工工場など、直接持ち込むことが難しい場合、ヤマト運輸のセールスドライバーが集荷、出品商品を折りたたみ式コンテナにそのまま入れるだけで、ソレーネ周南へ納品する。

また、カタログ通販やネットスーパーなどの活用により、ソレーネ周南で受注・商品のピックアップ・梱包を行い、ヤマト運輸のセールスドライバーが自宅まで配送する。道の駅まで来ることができない高齢者や障がい者の買い物を支援する。配達時に安否確認して、異常時は市担当に連絡をすることで、見守り支援も同時に行う。

このほか、周南市の特産品・加工品や、高齢者が作った農産品などを、道の駅に来た地域住民や観光客に販売するのに加え、全国の消費者やレストランなどへ向けて販売する仕組みも構築していく。

《レスポンス編集部》

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