ドイツの高級車メーカー、アウディは11月18日(日本時間11月19日)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー14において、コンセプトカーの『プロローグ』を初公開した。
このコンセプトカーは、アウディの次世代デザインを提示した1台。2014年2月、アウディのデザイン部門のトップに就任したマーク・リヒテ氏が、初めて手がけたのが、プロローグとなる。
プロローグは、大型の2ドアクーペの提案。ボディサイズは、全長5100mm、全幅1950mm、全高1390mm、ホイールベース2940mmの堂々とした大きさ。アウディのフラッグシップサルーン、『A8』に対して、全長は45mm短く、背が75mm低い。低い位置に置かれたワイドなシングルフレームグリルの左右には、「マトリックス」ヘッドライトが配される。
パワートレインは、A8の高性能グレード、『S8』などに搭載される直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボ。プロローグ用に高出力化が図られており、最大出力605hp、最大トルク76.5kgmを引き出す。
駆動方式は、フルタイム4WDのクワトロ。プロローグは0-100km/h加速3.7秒と、大型ラグジュアリークーペとしては異例の加速性能を備えている。