高齢者施設の送迎車がバスと正面衝突、12人が重軽傷

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14日午前9時ごろ、長崎県長崎市内の市道を走行していた高齢者施設の送迎用ワゴン車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型バスと正面衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車に乗っていた高齢女性2人が重傷を負っている。

長崎県警・大浦署によると、現場は長崎市平山台2丁目付近で片側1車線の直線区間。高齢者福祉施設の送迎用ワゴン車は斜行するように対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた特別支援学校の送迎用大型バスと正面衝突した。

この事故でワゴン車は中破。同乗していた80歳代の高齢女性2人が骨折などの重傷。運転者と他の同乗者が打撲などの軽傷を負った。大型バスには34人が乗っていたが、このうち7人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

バスの運転手は「ワゴン車がはみ出してきた。ブレーキが間に合わなかった」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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