LGエレクトロニクスのインドでの売上が3年連続で伸び悩んでおり、その高級志向戦略に疑問が寄せられているとエコノミックタイムスが伝えた。
LGエレクトロニクスはたった5年前にはインド国内最大の家電製品メーカーだったにも関わらず、今やライバルのサムソンに売上で4分の1にしか満たない。
2014年3月には当年度の売上が1158億ルピーと成長率は1%にとどまったのに対し、サムソンは4039億2千万ルピーと45%の成長率を記録している。
サムソンが携帯電話ビジネスで大きな成功を収めたのに対し、LGは自身を高級ブランドとして位置づけるという戦略のもと、高価なハイエンド製品に固執したことが敗因と見られている。
白物家電に関しても他社に消費者を奪われており、今後より戦略的なマーケティングが必至であると専門家は分析している。