ホンダは11月17日、中国における二輪車生産・販売の合弁会社である新大洲本田が、二輪車累計生産台数1000万台を達成したと発表した。
新大洲本田における二輪車の完成車累計生産台数1000万台目の車両は、中国市場向けスクーター『ディオ』となった。同モデルは、2009年7月に販売を開始して以来、累計40万台以上の販売を達成し、新大洲本田を代表する製品となっている。
新大洲本田は2001年の設立時より、日本市場向けに原付一種スクーター『トゥデイ』の輸出を開始。以降、中国市場に加え、中南米とアフリカを中心に全世界約95か国へ完成車、および部品を供給しており、グローバル輸出拠点としての役割も担っている。
また、生産効率向上および開発機能強化のために、工場の移転を決定しており、新工場は江蘇省太倉市にて、2017年1月に生産を開始する予定だ。