三菱電機、産業メカトロニクスの営業利益率13%以上を目指す…2020年度まで

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三菱電機は、2020年度までの経営戦略の詳細を発表した。連結売上高5兆円以上、営業利益率8%以上が目標。

同社では、バランス経営の継続と持続的成長をさらに追及することで「もう一段高いレベルの成長」を目指す。

2020年度に売上高5兆円以上の目標の事業別の構成比は、産業メカトロニクスが30%、重電システムが29%、家庭電器が23%、情報通信システムが11%、電子デバイスが5%。

全体で8%以上を目指す営業利益率のセグメント別目標は、産業メカトロニクスが13%以上、重電システムが8%以上、電子デバイスが7%以上、家庭電器が6%以上、情報通信システムが5%以上を目指す。

成長事業での取り組みでは、自動車機器事業の自動運転を視野に入れた予防安全事業の展開・拡大に注力するとともに、電動パワートレインシステムを基盤事業化する。また、マルチメディア事業を拡大するため、ネットワーク機能の充実化。統合ディスプレイ化などの市場走行を見据えた開発を促進する。

交通システム事業は、欧州・中国・北米・メキシコに交通事業統括責任者を配置するなど、営業体制を整備・強化する。また、欧州・北米で製造拠点を整備・機能強化する。

宇宙システム事業では、準天頂衛星活用による高精度測位ソリューション事業の創出に向けて全社プロジェクトを組織し、検討を開始する。世界の商用衛星需要の取り込み、官需向け実利衛星インフラ需要も取り込んでいく。

《レスポンス編集部》

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