世界的なウィスキー製造メーカー大手のサントリーは、看板商品であるバーボン「ジムビーム」のインド国内でのボトリングを開始したと、エコノミックタイムスが伝えた。
バーボンはトウモロコシを主原料とし樽で熟成させたアメリカ発祥のウィスキーでキャラメルのような風味があり、様々な飲料と混ぜることができる。また、カクテルの原料やコーラと混ぜる酒としてインドの若い消費者への人気も高まっている。
昨年、日本最古のウィスキーメーカーであるサントリーは、ビーム社を160億ドルで買収し、バーボン、スコッチ、アイリッシュなど日本以外のウィスキーをラインナップに加えた。
今やウィスキーの最大の消費国となったインドの重要性を鑑み、故郷であるアメリカ合衆国外でボトリングされた大量のバーボンを販売することは稀な例である。