JVCケンウッドは、米国テキサス州で開催されたUSグランプリ(11月2日決勝)において、マクラーレン・メルセデスF1チームへの無線システム供給が400戦目を迎えたと発表した。
同社とマクラーレンは、1991年にオフィシャル・サプライヤー契約を締結して以来、無線システムの供給を通じて日本企業としては最も長い23年間にわたってパートナー関係を継続している。
実際のレースにおいて無線システムは、レースの戦略やタイヤ交換のタイミングなどの重要な情報を、ドライバーとチームスタッフの間で交信するために使用されており、日常では想定することができない衝撃や振動、騒音の中でも、正確かつ確実にコミュニケーションすることが求められている。
1946年の旧ケンウッドの創業以来、長年にわたって培ってきた無線システムに関するノウハウと、高音質化技術や情報暗号・複合化技術をはじめとする最先端のテクノロジーを結集することで、独自のデジタル方式による専用無線機を供給し、マクラーレンの多くの勝利に貢献してきた。
2014年シーズンも、これまでと同様に、無線システムの供給と専任スタッフによる全面的な技術サポートを行ってきたが、11月2日、米国テキサス州で開催されたUSグランプリにおいて、同チームへの無線システムの供給が400戦の節目を迎えた。同社はこれを記念して、マクラーレンと共同で400戦記念ロゴを作成し、当社Webサイトにおける特設サイトでの掲載や各種プロモーションに活用することで、ブランドプレゼンスの向上を図っていく。