トヨタ自動車は11月12日、『ハイエース』(ディーゼル車)などの燃料パイプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、トヨタ『ハイエース』『レジアスエース』『ダイナ』『トヨエース』の4車種で、2010年7月13日~2013年7月24日に製造された計10万0355台。
ディーゼル車の燃料噴射装置において、燃料ポンプと燃料噴射ノズルを接続する燃料パイプの強度が不足しているため、燃料圧力の変動により当該パイプに亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行して、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
トヨタ自動車では改善措置として、全車両、燃料パイプを対策品と交換する。
不具合は27件発生。事故は起きていない。市場からの情報により発見した。