ボーイング、SMBCアビエーションから 737MAX8 を80機受注…単一受注で過去最多

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ボーイング、737MAX8をSMBCアビエーションから80機受注
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ボーイングは、SMBCアビエーション・キャピタルから『737MAX8』を80機受注したと発表した。

今回の受注は、航空機リース会社による『737MAX』の単一受注、日系航空機リース会社からのボーイング製民間航空機の単一受注としては過去最多となる。受注総額はリストプライスで85億ドル(約9775億円)。

SMBCアビエーションは、今回の737MAXの購入決定により、航空機ポートフォリオを拡張する。

ボーイングでは、今回の受注を含めた737MAXの現時点での受注数は2400機超となっている。

737MAXは、CFMインターナショナルの新型「LEAP-1B」エンジンや最新のウィングレットを採用、単通路機市場で最高の効率性、信頼性、客室内の快適性を提供する。現時点で最高の燃料効率性を持つ次世代737型機と比較しても燃料消費量が14%削減、就航当初の次世代737型機と比較すると20%の削減となる。

ボーイングは、日本進出以来60年以上にわたって日本の産業界とビジネス関係を築いてきた。日系航空会社からの累計受注数は1000機を上回り、日系航空機製造企業は『747-8』、『777』、『787』、『737』のほか、737MAX、『777X』などの各民間航空機プログラムで重要な役割を担っている。

SMBCアビエーションは現在180機のボーイング製航空機を保有・管理し、世界40カ国95社の航空会社と取引している。

《レスポンス編集部》

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