セルビアのナショナルフラッグキャリア、エア・セルビアは11月7日、ベオグラード=ザグレブ路線を開設すると発表した。
ベオグラード=ザグレブ路線は12月12日から1日2往復で運航する。同路線の運航は23年ぶりとなる。現在のセルビアとクロアチアの首都が航路で初めて結ばれたのは1928年2月。JAT航空(エア・セルビアの前身)は、クロアチアが旧ユーゴスラビアから独立を宣言した直後の91年8月まで運航を行っていた。
エア・セルビアのダネ・コンディッチCEOは「ベオグラード=ザグレブ路線の開設は、ビジネス・観光客の需要増加に対応する」と説明。拠点空港のニコラ・テスラ空港は、パリ、フランクフルト、アムステルダム、アブダビ、ドバイといった欧州・中東の主要都市、あるいはバルカン半島の都市と空路で結ばれている。