香港に拠点を置くキャセイパシフィック航空は11月3日、香港とカンボジアの首都・プノンペンを結ぶ路線に貨物定期便を就航すると発表した。
就航開始日は11月23日。週間2往復で運航し、往路はシンガポールとマレーシアのペナンを経由する。キャセイパシフィックの貨物便がカンボジアに乗り入れるのは初で、同国の主要輸出品目である衣類の輸出量増加が見込まれる。
キャセイパシフィックの貨物定期便は45都市に就航している。先月にはカルガリー(カナダ)路線が開設されたばかり。なお、同航空の子会社、香港ドラゴン航空は1993年から香港=プノンペン路線に旅客便を運航している。