エミレーツ航空は11月2日、乗客ひとりひとりにリアルタイムの情報伝達を可能にする、空港業務スタッフ向けのAndroidアプリ「ジャーニー・マネージャー(Journey Manager)」の活用を開始したと発表した。
効率的な業務を可能にする「ジャーニー・マネージャー」は、サムスン電子(韓国)とエティサラート(アラブ首長国連邦)の協力のもと、エミレーツが開発した。同アプリの搭乗券読み取り機能を活かし、乗り継ぎ案内カウンターのスタッフは変更の可能性がある搭乗口の割り当てを即座に伝えることができる。
エミレーツは、空港業務スタッフに対し、出発・到着時間なども表示するアプリ専用デバイスとして、サムスンの最新スマートフォン「Galaxy Note 4」を配布した。今後数カ月以内に、総勢2400人のスタッフが同アプリを活用できる態勢を整えていくとしている。