イギリスのサウサンプトン空港は10月30日、男性特有の病気である「前立腺がん」などの啓発キャンペーン「ムーベンバー(Movember)」支援の一環として、敷地の芝生にキャンペーンのシンボルである「口ヒゲ」を模したラインを引いたと発表した。
「ムーベンバー」は、英語の「口ヒゲ」と「11月」から生まれた造語で、前立腺がんや精巣がんに対する関心を高めるキャンペーン。趣旨に賛同した男性は、その証として、11月の一カ月間、口ヒゲをたくわえる。
口ヒゲを模したラインの大きさは250メートル×60メートル。サウサンプトン空港の利用者は、客室の窓からラインを目にすることが出来る。なお、同空港は、空港消防隊、手荷物取扱業務担当、エアサイド業務担当、客室乗務員、警備会社スタッフなども口ヒゲを伸ばすとしている。