着信に気をとられ赤信号無視、自転車はねる

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26日午後0時35分ごろ、大阪府高石市内の府道で、自転車で横断歩道を渡っていた12歳の男子中学生に対し、交差進行してきた軽トラックが衝突する事故が起きた。中学生は死亡。警察はクルマを運転していた72歳の男を逮捕している。

大阪府警・高石署によると、現場は高石市取石5丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。12歳の男子中学生は自転車に乗って横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視して交差進行してきた軽トラックにはねられた。

中学生は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する72歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。中学生死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は「携帯電話の着信があったため、相手の電話番号を見ようとしていた」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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