ZMPは、車両に取り付けた4台の2次元レーザーセンサで走行時の周辺車両を認識する、全周囲環境認識パッケージの販売を10月28日より開始した。
自動運転や高度運転支援技術の開発においては、自車位置の特定と、周囲を走る車両の位置や速度の特定が必要となる。2次元のレーザレンジセンサを車両の前後左右の4か所に取り付けることで、全周囲360度の周囲環境のセンシングが可能となるが、各センサの測定範囲の調整や、得られた情報から360度の座標系に変換する手間がかかるうえ、取得データから、自動車、トラック、バイクの種別認識を行う必要がある。
新製品は、4台の2次元レーザーレンジセンサと、計測の様子をすぐに確認可能なビューワサンプルプログラム、センサ情報を利用するための開発環境(SDK)で構成。スムーズな計測を実現する。
価格は291万6000円。