ついに通行規制も浮上...危険暴走止まぬ伊豆スカイライン

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安全運転を呼びかける看板。違反者のほとんどは30、40代の大人だ。
  • 安全運転を呼びかける看板。違反者のほとんどは30、40代の大人だ。
  • 伊豆スカイラインでは、毎年春と秋に、警察と地元ライダーによる安全が呼びかけられているのだが――。
危険暴走が絶えない静岡県の伊豆スカイラインで、通行規制案が浮上している。

取締りに当たる警察官は「取締り方法を変えながら摘発を強化する」と語ったが、摘発と危険暴走はいたちごっこで有効な手立てが見つかりにくいからだ。

同線のほぼ中央にある休憩施設スカイポート亀石(伊東市)には、リニューアルできれいになったトイレの掲示板に転倒事故を伝える新聞記事やフロントフォークの折れ曲がったオートバイの写真が貼り出され、危険暴走の抑止を呼びかけている。

しかし、後部に密着する煽り運転や、スピードの出しすぎで車線をはみ出して対向する車両に、紅葉などを楽しみたい家族連れなど利用者はストレスを高めるばかりだ。

苦情を受け、道路を管理する静岡県道路公社は、通行料金は一回片道限り有効。同線を反復して危険暴走を繰り返す車両に対して未払いとなっている通行料金を請求することで暴走車両の排除を試みている。

また、静岡県警大仁署の齋藤幸治交通課長は「覆面車両や交通機動隊の白バイによる摘発も検討している。摘発は場所や時間を変えながら、きめ細かく行っていく」と、語る。

だが、それでも通行規制も止むを得ないのではないかという声は消えない。警察もその是非を検討する段階にきているようだ。

「違反者の多くは30代、40代の社会的に責任を持った大人で、若者ではない。高校の三ない運動ではないが、乗ることが不可能にならないと自分の行動に責任が持てないのか。警察だけの独断で通行規制をするつもりはないが、利用者にアンケートをとって要望が多ければ、それ(通行規制)も考えざるを得ないだろう」(齋藤氏)

サーキット走行の敷居は低い。走りを極めたければ、それなりの場所へ出かけるという選択が求められている。
《中島みなみ》

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