ルフトハンザドイツ航空のカール・ウルリッヒ・ガーナートCEOは10月28日、都内で会見し、「日本は我々にとって戦略的にも非常に高い重要を持っている市場」とした上で、「今後も投資を継続していく」との考えを示した。
ガーナートCEOは「日本はビジネスでも、レジャーとしても大変魅力的な市場。日本のお客様は航空会社に対して高い品質、高いレベルのサービスを常に求めている。そういう意味で、我々は今後も投資を継続していく。ボーイング『747-8』型機の就航やプレミアムエコノミークラスなど新たなプロダクトも日本に導入を進めていく」と述べた。
また全日本空輸(ANA)との関係について「フランクフルト-羽田線、ミュンヘン-羽田線ともに大変成功している。ANAとの共同により日本とヨーロッパの間を1日14便運航している。羽田からシームレスな形でANAのネットワークを活用して21の日本の空港との接続も実現している。これによりヨーロッパのお客様に対して新たなサービスレベルの提供を可能にしている」と、提携による効果を強調した。